今月の山の雑誌など。

今月発売の雑誌などには、以下の3冊+1紙に載せてもらいました。

『岳人』は3記事、『山と溪谷』は4記事を執筆。
MOOK誌『日帰りハイキング関東周辺』は17座を執筆。
さらに『毎日新聞』では少しだけですが私の談話が載っています。

『岳人』ではまず、特集「北アルプスのテント場」の冒頭エッセイ「槍穂高の雄大な山並みに誘われて 燕岳から大天井岳」6ページを書いています。

『岳人』記事を書かせていただくようになってすでに12年目ですが、トップになったのは今回が初めて。
なお、記事の元になった私の体験は、ガイドになって間もない2010年に、一人で表銀座コースの下見に行ったときのことを記しています。
しかし写真は古いものを使うわけにはいかず、主に去年の、大天荘に宿泊した際に写したものを使っています。
以下に、誌面未掲載の写真を載せておきます。

『岳人』では、「下山後の楽しみ 岳人の湯」の第21回「那須岳と三斗小屋温泉大黒屋」3ページも書いています。
三斗小屋温泉には今まで2回行ったことがあるのですが、記事を書いていて改めて良いところだと感じました。
また行ってみたくなったので、今年に秋に出向こうと思っています。

『岳人』ではもう一つ、いつもと同じ「とっておきの山歩き」で、山梨県の滝子山のコースガイド2ページも書きました。

『山と溪谷』は、特集「ゴールデンウィークの山旅」の中の「残雪の王道コース編」で群馬県の谷川岳のコースガイド1ページを執筆。

さらに「縦走・周遊の山旅へ」で、神奈川県の蛭ヶ岳のコースガイド1ページも執筆。

そして特別企画「Test & Report 中型ザック」ではモデルも兼ねたインプレッションの執筆で、7ページに出ています(山岳ガイドの佐藤勇介さんと一緒に担当しました)。

最後に、いつもと同じ「季節の山歩き」で、埼玉県の武川岳のコースガイド2ページも執筆も執筆しました。

雑誌は以上で、『岳人』11ページ、『山と溪谷』11ページと、合計22ページを担当しました。
今回も非常に頑張りましたが、超くたびれました。。

さてMOOK誌『日帰りハイキング関東周辺』は、『山と溪谷』の連載記事「季節の山歩き」を、バックナンバーの中から見映のする山を全部で60コース選び出して、再編集したもの。
私はその中の、以下の17座を担当しました。

 埼玉県・日和田山
 東京都・大塚山
 群馬県・掃部ヶ岳
 栃木県・雨巻山
 山梨県・大菩薩嶺
 茨城県・月居山
 東京都・宮塚山
 東京都・天上山
 神奈川県・畦ヶ丸
 栃木県・茶臼岳
 群馬県・嵩山
 茨城県・神峰山
 栃木県・太郎山
 神奈川県・三ノ塔
 栃木県・篠井富屋連峰
 神奈川県・鍋割山
 山梨県・三ッ峠山(以上、掲載順)

基本はすでにでき上がっている記事を再収録したものですが、コロナの影響などでアクセス等が変わった山もけっこう多くて、調べ直すのには相応の時間を要しました。
仕上がりは明るい雰囲気のデザインになって、雑誌掲載時よりも見やすくまとまった感じです。

あと、毎日新聞の首都圏の地方版に山の記事が載り、その中にほんのちょっとだけですが私の談話が入っています。
担当の記者に、転載許可をいただきましたので、以下に記事全文を載せておきます。


さてその他近況ですが、今月からNHK文化センター柏教室の講師として、「東京近郊ステップアップ登山」という講座を始めました。
先日4月10日は、足慣らし兼顔合わせみたいな感じで、神奈川県の三浦アルプスに第1回目の登山に行ってきました。

その他のガイドの仕事は少々で、あとはずっと書き続けている、書籍の原稿執筆に追われ続けてきました。

しかしこの本の作業も、すでに4ヶ月くらいも続けています。
ここにきて、少しだけですが、終わりが近づいてきたことを感じるようになりました。
これから新しく書かなければいけないは、おそらく10~20ページ分くらい。
他のページは、基本はもう私の手を離れていて、編集や組版の作業にとりかかってもらっています。
少しだけ、気持ちにも余裕が出てきて嬉しいです!

とは言っても、図版作成や校正が残っていますので、5月末くらいまでは作業し続けることになるでしょう。
なかなか気が遠くなってくるのですが、最後まで力を注いで頑張りますー。

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