猫の磨崖仏。

ぜんぜん報告していませんが、近ごろはガイド登山も比較的順調に実施しています。

ついこの前の日曜日は、房総丘陵の鋸山を登ってきました。

その時、去年の10月にはなかった「猫丁場」という標識を発見。
試しにそちらに進んでみると…。

このような猫の磨崖仏があってびっくり!

近くには最近彫られたらしいハートマークもありましたが、そんなのよりも、古いものであろうこの猫ちゃんの磨崖仏には感激しました。

犬を型どった石仏というか狛犬は、奥多摩や秩父には多数あります。

しかし猫は少なく、これまでには茨城県の御岩神社で一度見ただけ。
猫であるだけでもレアなのに、これはさらに希少な、磨崖仏です。
近々、時間をとってちゃんと撮影に来ようと思いました。

ちなみに私は「猫とり名人」と言われたほど、自由自在に野良猫を抱っこして、なでなですることを得意としていました。

しかし最近はなぜか、猫に嫌われています。
上の可愛いらしい黒猫も、指の先端を付き出してご挨拶したら、ぷいっとそっぽを向いて遠ざかっていきました。

私もだんだん60歳が近付いてきたので、加齢臭でもするようになったのでしょうか?
とても寂しいことです。。

さて11月以降は、このような山を登ってきました。

妙義山は、表妙義の白雲山を3回。
3回とも天気が良くて快適に登れました。

三浦半島の鷹取山の岩場は2回。
ご参加の皆さんには、とても楽しかったと言っていただけました。

その他は御岳山の奥の院や秩父の二子山に行ったり、個人ガイドで小鋸山に行ったりなど。

プライベートでも多少は登りに行っており、少し前には西上州の黒滝山へ行ってきました。

この写真は、黒滝山の名所である九十九谷。
奈落の底のような地形ですが、一応登ることができて、私も一度だけ登っています。

ただし落ち葉にまみれた脆いスラブ状の岩が続き、支点はリングボルトばかりなので、あまり楽しいものではありません。
篤志家向けのエリアだと思います。

雑誌の原稿執筆依頼もあれこれ入ってきていますが、おとといからスタートしたのは、早くも桜の山の紹介ページ。
来週はじめには執筆要領が届くはずですので、来週末(大晦日や元旦です)は自宅にこもり、桜の山のコースガイドを書くことになりそうです。

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