2023年、明けましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて今年は、12年に1度のうさぎ年。
飼っているうさぎを紹介します…と言いたいところですが、現在の私は、現在はうさちゃんを飼っていないのです。。

しかし昨年は、忙しいながらも何とか時間を作って、広島県の大久野島に行ってきました。
大久野島は、ご存知の方も多いと思うのですが、野生化したうさぎが数百匹も暮らしている、夢のような島なのです!
その時に撮った写真を、ご覧になってみてください。

私は以前は、うさぎ2匹を飼っていましたが、いずれも単独飼育でした。
この大久野島のようにうさぎ複数、というか数十匹に取り囲まれるというのは初めての体験であり、とても幸せなひとときを過ごすことができました。

ところで昨年の私の山行日数は、99日でした。
ガイドとしては、ちょっと少ないほうでしょう。

少なかった理由のひとつには、やはり新型コロナウイルスの感染拡大があります。
オミクロン株か広がり始めた1月から3月にかけては、行動制限もありましたし、自分自身も12月に感染してしまい、とても山どころではない体調が半月ほど続きました。

もうひとつの理由には、天候不順もありました。
平地では暑かった2022年の夏ですが、標高の高い山では悪天候が続きました。

特に8月から9月にかけて、天気が悪い日が多かったために、期間が長めのガイド登山を3件中止。
そのために、夏山シーズンは消化不良のままに終わってしまった感じです。

しかし、山行が少なかった一番の理由は、例年以上に原稿執筆の仕事が集中したことでした。
『山と溪谷』『岳人』に加えて、『登山時報』にもたくさんの記事を書きました。

また『山岳ドクターがアドバイス 登山のダメージ&体のトラブル解決法』という本は、私は編者になっていますが、98%くらいの文章を書いていますので、事実上の著者です。
271ページもあるこの本は、2019年の12月から2022年の4月にかけて文章を書き、5月から6月にかけて校正と、多くの時間を費やして仕上げました。
本当に大変でした。。

これ程に原稿を書いて、少ないとはいえ99日間山にも行ったので、全般に余裕のない1年間だった、という印象はあります。
今になって思えば、年末のコロナ感染は意外と良い休息の機会だったのではないか、とも少しだけ感じています。

次に今年の見通しはどうかというと、時間を大きく使う書籍のお話は現状では入っておらず、落ち着いた1年が過ごせそうです。

ガイド登山はもう少し定期的に計画し、皆さんにご参加いただきやすいようにしていきたいと思っています。

もちろん山岳雑誌の原稿執筆は、気合を入れて頑張ってこなしていくつもりです。
特に最近のコースガイド記事は、写真のクオリティの高さが求められるようになってきています。
編集部のご希望にできる限り応えられるように、写真撮影にも力を注いでいきたいと考えています。

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