今月の山の雑誌。
今月発売の山の雑誌は、以下の『山と溪谷』8月号に、2本記事を書きました。

1本目は「今月の本棚」という書評のページで、イラストレーターの沢野ひとしさんの新著『そうだ、山に行こう』を紹介。
私は沢野さんのことは30年以上も前から大好きで、その思いを1ページに渡って記しました。
あとは巻末の「季節の山歩き」で、奥多摩の御岳山のコースガイドも執筆。
御岳山は低山なのですが、バスとケーブルカーを利用すれば一気に標高を上げられるし、あとは渓流沿いを歩けるロックガーデンの遊歩道と継続すれば、夏も意外と涼しく登れます。
さらに8月は、群生地のレンゲショウマが満開になって、なかなか見事です。
以下に、誌面未掲載の写真を載せますのでご覧になってみてください。




その他近況です。
5月末から今月初めまで原稿を執筆していた次のガイドブックですが、昨日最後の校正が終わりました。
ただしそれは私の担当分で、他の方の分は、まだまだ作業の真っ最中のようです。
全作業が終了するのはお盆明けらしく、発売は9月になる見込みです。
完成したら、こちらのウェブサイトでご紹介します。
今回の校正は、1月に出版した『駅からハイク』のときに比べるとかなり楽で、今月は雑誌記事の執筆依頼が入らず、この半月は比較的時間に余裕があったように思います。
ただし微妙に他の用事が入ったり、空いている日は天気が悪かったりと、あまり出かけることができない状況が続きました。
山に行ったのは、高尾山にツチアケビを見に行ったのと、仕事仲間との沢登り、さらにNHK文化センター柏教室の「東京近郊ステップアップ登山」で北横岳を登った3回だけでした。







さて今日はこのあと、『山と溪谷オンライン』の原稿を1本、仕上げる予定。
さらに3連休が終わるまでは、取材に行ったり下見をしたり、東京都山岳連盟の会議をしたりと用事が続きます。
連休が終わってからが私の夏山シーズンで、槍ヶ岳に始まって、9月中旬の剱岳まで、主に北アルプスの山に向かいます。
その後は日帰り中心で、ガイドプランを計画していますのでよろしかったらご参加をご検討ください。
なお、今年は12月20日(土)~21日(日)の2日間で、久し振りに山岳ライターの小林千穂さんをアシスタントに迎えて、忘年山行を実施しようと考えています。
もう少し具体的になったら詳細を載せますので、そちらへのご参加もお待ちします。