今月の山の雑誌。

今月発売の山の雑誌は、以下の『岳人』7月号に記事を書いています。

今月の岳人は、特別編集「夏山 日本百名山へ」。
私が書いたのは、富士山と瑞牆山の2座でした。
以下に、誌面に未掲載の写真を載せておきます。

●富士山
●瑞牆山

私が初めて富士山に登ったのは、1986年7月23日、20歳のときでした。

コースは、富士宮コースを登って頂上に立ち、御殿場コースの大砂走りから下山しました。
チャーターバスを使っての職場の登山で、20人くらいで登りましたが、何と私はビリでした。。

当時は山登りは大嫌いで、富士山なんか2度と登らないと、下山後に固く誓ったのですが…まさかその後、30回以上も登ることになるとは思ってもみませんでした。。

瑞牆山を初めて登ったのは、2009年10月10日。
すでにガイドになってからです。

しかしそれ以前に、隣接する大ヤスリ岩の上には3回登っています。

ルートは、ハイピークルートというⅣ級A1ルート(アルパインクライミングとしてはごく簡単なルート)から。

クライマーだった頃は、ハイカーが登る山の頂上にも全く興味がなかったのですが、ガイドになった以上は登っておかなければいけないと感じて、山梨在住の友人と一緒に登ったのでした。

それでも瑞牆山は登った回数は少ない山で、頂上に立ったのはまだ8回。
今回コースガイドを書かせていただいたので、これからはもっとガイドプランを計画しようかな、とも思いました。

その他の近況です。

今月は雑誌の原稿執筆依頼は1本だけで、あまり時間に追われる感じはありませんでした。

しかし、ずっと辞退していた山岳関係の役職を引き受けることになり、そちら方面で少し忙しくなってきました。

引き受けたのは、東京都山岳連盟の海外委員長。
さらに日本山岳・スポーツクライミング協会の、国際AC委員も務めることになりました。

まあ、私も50代後半というか、もうすぐ60歳です。
山の世界への恩返しと思って、しばらくの間は海外登山を目指す皆さんのお手伝いをするような、縁の下の力持ちができればと思っています。

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