今月の山の雑誌

今日発売の今月の山の雑誌は、以下の『山と溪谷』7月号に記事を書いています。

まず書いたのは、書評のページ「注目の本」で、小説家・大倉崇裕さんの新著『冬華』を紹介。

小説のジャンルはというと、冒険小説、アクション小説といった感じ。

舞台は奥穂高岳の冬の登路として一般的な、涸沢岳西尾根。
そこで銃撃戦が繰り広げられるのです。

紹介するための切り口が難しくて、書評としてはやや変則的?になってしまったかもしれません。

また文中にも書きましたが、この『冬華』は、『夏雷』、『秋霧』という2冊の小説の続編です。
いきなり『冬華』を読む、というのも駄目なわけではないのですが、登場人物の人間関係が掴めないので、事前にその2冊を読んでからこちらを読むことを、強くお勧めします。

またもう1つ書いたのが、いつもと同じ「季節の山歩き」。
今回のテーマはロープウェイで登れる山ということで、栃木県那須連山の茶臼岳と、そこから足を延ばして朝日岳まで登るコースを紹介しました。

これは今回、誌面では使われなかった写真で、どれも7月下旬から8月上旬に写したもの。
紅葉の時期が人気の那須ですが、こんな感じで真夏に行っても楽しめると思います!

  • X