上越・谷川岳

登山期間:2021年4月7日(日帰り)

昨日の記事で、『山と溪谷』増刊6月号に自分の書いた谷川岳の記事が載っているとお伝えしましたが、今月はじめにもその谷川岳を登ってきたので、写真を紹介します。

登ってきたのは4月7日で、往復とも新幹線を使った日帰りでした。

私は2月や3月に谷川岳に登ったことは何度かあるものの、残雪期となる4月に登ったことはありませんでした。
それで今月のうちにぜひ登ろう、と思っていたのですが、この春は妙に雪解けが早い状況です。
うかうかしていたら雪がなくなってしまいそうなので、慌てて出向いたのでした。

またせっかく水上まで行くのだから、1泊してもう一つ他の山も登れれば、とも考えました。
しかしその頃はちょうど、休刊が決まった『ワンダーフォーゲル』の、最後の原稿の執筆時期だったのです。
2日間作業を中断することはできなかったため、1日だけの外出となりました。

上越新幹線の上毛高原駅から、谷川岳ロープウェイ行きのバスに乗り込んだのは、私を含めて4~5名の単独男性ばかり。
ロープウェイもガラガラで、すでに天神平スキー場が営業終了していたこともあり、並ぶことなく往復とも1人で乗り込みました。

さて、山の様子はこんな感じです。

ご覧の通り、下の方は程々に雪も多くて、残雪期と言って差し支えないでしょう。
しかし頂上部分、特にトマの耳からオキの耳にかけては、予想以上に雪が少なくなっていて、ほぼ雪のない登山道を歩くような状況でした。

下山は一気に降りてきて、天神平やや上の展望スポットで時間をチェック。
土合口駅駅からの、乗りたいバスに間に合うように移動しても、約20分ほどの余裕があることを確認。
カメラのレンズを望遠ズームに交換して、周辺の山々をアップ気味で撮影しておきました。

今回は頂上付近でばったりと、登山ガイドの同期と遭遇。顔を合わせたのは7年ぶりです。
言葉を交わした時間は短かったのですが、非常に厳しい状況のもと、何とかやっていけていることを話しつつ、お互い頑張ろうと励まし合って別れました。

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