ヤマケイオンラインに『続 藪岩魂』の書評が掲載。

山と溪谷社が運営する登山情報サイト『ヤマケイオンライン』の、「登る前にも後にも読みたい「山の本」」という書評のシリーズに、低山専門山岳ライターである打田鍈一さんの著書『続 藪岩魂』の書評を投稿しました。

▼2021年4月12日掲載
たとえ低山でも手応え十分!
より充実した日帰り登山の可能性を示す『続 藪岩魂』

打田さんは、私が『山と溪谷』を購読するようになった1988年の時点で、すでに精力的にコースガイド記事の執筆を行なっていた大先輩です。
軽妙な文章が面白いだけでなく、対象とする山が妙義山だとか西上州の岩山中心に、印象的な記事ばかり。
当時まだ22歳だった私も、打田さんのお名前はただちに記憶に留め、ずっと着目してきました。

直接お目にかかったのはしばらく経ってからで、2011年1月31日。紹介してくれる人があり、新宿で一緒に飲んだのでした。
したがってもう10年以上のお付き合いがあるのですが、一緒に山に行った回数はあまり多くはありません。

それでも2011年11月30日にお声かけいただいて、西上州の落沢岳からしれいた山にお供しました。
以下のように、正に藪岩魂を感じさせる登山で、とても楽しい思い出です。

ちなみにこの山行の様子は、打田さんの2013年の著書『藪岩魂』に掲載されています。
さらに出版後の、盛大な記念パーティーにもお招きいただきました。

そして今回ヤマケイオンラインに書いたのは、その続編について。
打田さんも70代中盤に差し掛かり、前著に比べるとやや激しさは薄れてきたとはいうものの、相変わらず西上州や妙義山のハードなコースが満載です。
私のガイドプランの参考にもさせていただいている、読んで楽しいだけでなく、ためにもなる一冊です。
ぜひ、ヤマケイオンラインのページもご覧になってみてくださいね。

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