今月の山の雑誌。

今月発売の山の雑誌は、以下の『岳人』10月号に記事を書きました。

書いたのは「秋山2025」という特集内の「紅葉の百名山をゆく」というページで、奥秩父の瑞牆山の紹介記事でした。

瑞牆山は登山道に生えているのは針葉樹とシャクナゲが多く、紅葉の中を歩くという感じではないものの、ところどころで色づいた木もあります。
後は、車だったら少し離れた場所から見上げると、中腹のカラマツ林が黄色く色づいている様子も見られます。

こちらの写真は、誌面に掲載されたメイン写真と同じ日に撮ったもの。
中央右の尖ったピークが大ヤスリ岩で、その右の少し雲のかかっているのが頂上です。
その鞍部に向かう針葉樹林帯に登山道がつけられているので、登る途中ではあまり紅葉は目にしないのです。

その他近況です。

この数年、9月中旬は山岳雑誌の低山特集の仕事がたくさん入っていたので、シルバーウィークはガイドの仕事は入れずに、原稿書きをしようと考えていました。
ところが今年は進行が早く、執筆期間の設定が8月末から9月上旬だったのです。
私はその頃はまだ、北アルプスのガイドの仕事が多い時期であり、本数を絞って3本だけ書かせていただきました。

ところが8月末はツキノワグマ問題で、9月上旬は悪天候でガイド登山は中止することになったのでした。

それで時間が空くかと思ったのですが、非常に困ったことに、自分の不注意でパソコンを壊してしまったのです。。
数日間は誤魔化しながら使ったのですが、あまりにも不便で耐えられず、急遽新しいパソコンを発注。
そちらの作業環境を整えるのに相応に時間がかかったため、思いのほか忙しい日々を過ごしていました。

今月に入ってからの登山は、取材での日光白根山と、NHK文化センターの東京近郊ステップアップ登山で出向いた大菩薩嶺の2回だけでした。

日光白根山は、各山岳雑誌より写真の提供を求められることが多いにも関わらず、良いデータが手元になくて困っていた山です。
今回は晴天日に、たくさんの写真を撮り残すことができたのでほっとしました。

この後の予定ですが、今週末の飛び石連休はちょっと予定があって、ガイド登山は予定していません。

その次の27日は、YouTuberのシュカさんをアシスタントに迎えて富士山中腹の二ッ塚に登る予定。
こちらはまだまだ空きがありますので、ぜひご参加をご検討ください。

その後は主に日帰りのガイドプランを実施しつつ、あとは写真提供を求められることの多い関東周辺の山の取材も続けていく予定です。

本当は海外にも行きたかったのですが、そのために確保しておいた予算で、新しいパソコンを買ってしまったのでどうしようか要検討です。

ちなみにパソコンは、思い切ってかなりハイスペックのものにしたので、4K動画の編集も余裕でできるはず。
なので動画の撮影と編集にも、少し真面目に取り組んでみようかなと考えています。