2025年あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年2024年は、今月山と溪谷社から発売になるガイドブック『駅からハイク』の取材と原稿作成に、力を注いだ年でした。
最初の打診があったのが1月9日で、その直後から自主取材を始め、制作についての正式な打ち合わせがあったのが3月1日。
それから本格的に作業を始めて、校了（全ての作業を終えて印刷所にデータを渡す日）が12月13日だったので、ほぼ丸1年を費やしたことになります。

その他の雑誌の原稿執筆もとても多く、1年前はおととし2023年が過去最多かも？と思ったのですが、去年はそのほぼ2倍の量でした。
特に9月中旬から12月中旬にかけては、ひたすら原稿を書き続ける日々が続きました。

また、おととしから役職に就いた、東京都山岳連盟と日本山岳・スポーツクライミング協会の業務も相応に増えてきて、そちらでも時間をとられることになりました。

テレビのお仕事もほどほどにあって、自分が出演したのはテレビ朝日2回と、NHK1回。
あとは日本テレビのCMや、テレビ東京のドラマの制作会社からお声かけいただいて、何度かサポートに出向きました。

その一方で、それら業務の時間を捻出するために、ガイドの仕事は大幅に減らすことになってしまいました。
3月に谷川岳で負傷した右膝が完治せず、微妙に痛み続けることも、ガイドの仕事を控えることになった一因でもありました。

昨年の、年間の山行回数は111回。
多い、と言えば多いのですが、ほとんどが『駅からハイク』に対応するための低山取材ばかり。。
今年はもう少し、違った山にも行ってみたいと考えています。

今年は、ガイドブックなど書籍の仕事は入らない見込みであり、1月下旬からガイドの仕事は再開するよう計画しています。

ただし昨年の特に多忙な2ヶ月間は、毎日13時間くらい、家から出ずに原稿を書いたり地図の修正をし続けたので、筋力、体力ともかなり衰えてしまいました。
さらに私も還暦が近く、加齢に伴って身体能力も低下してきています。

そのため、難易度の高い山は剱岳くらいまでに留めておいて、それよりも難しい山のガイドは控えようと思っています。
新年早々冴えないことを書いてすみませんが、自分の身体に不安を感じつつガイドするのは避けたいことなので、ご了承ください。

もう少し行きやすい山については、工夫をし、魅力的なコースでご案内できるよう計画していきたいと考えています。
ご興味のある方は、ぜひご一緒いただければ嬉しく思います。