木元 康晴(きもと やすはる)
登山ガイド/山岳ライター
1966(昭和41)年6月18日生まれ(秋田県出身)
東京都国分寺市在住
公益社団法人 日本山岳ガイド協会認定の登山ガイド(ステージⅢ)です。
また『山と溪谷』『岳人』などの山岳雑誌で記事を執筆する、山岳ライターとしても活動しています。
登山を始めたのは1987年の11月で、最初に登った山は奥武蔵の伊豆ヶ岳でした。
その後は自己流で沢登りや雪山登山に取り組みましたが、限界を感じて1990年11月に東京都山岳連盟の山岳会に入会。
以降40歳代前半までは、岩壁登攀を中心にした登山に取り組んできました。
登山ガイドとしての活動を始めたのは、2009年4月から。
近郊の山歩きから日本アルプスの縦走まで、さまざまなガイドをこなしますが、得意とするのは岩の山へのご案内です。
ガイドの活動は、主に自分が企画する「ガイドプラン」の形で実施しています。
また2022年4月からは、NHK文化センター柏教室の「東京近郊ステップアップ登山」の講師も務めています。
山岳ライターとしての活動を始めたのは、2011年1月から。
山岳雑誌などではほぼ毎月、記事の執筆や監修を行なっているほか、山と溪谷社が2019年に発行した『関東百名山』では5人の執筆者の1人に選ばれて、100山中の24山の原稿執筆と写真撮影を担当しました。
近ごろは、個人的な楽しみとして山に登る機会はとても少なくなりました。
山行の半分はお客様をご案内してのガイド登山、残りの半分はコースガイド執筆のための取材です。
取材の場合は、ほぼ単独で山に向かっています。
動物が好きで、特に好きなのはうさぎと猫。
趣味は読書と写真撮影で、カメラは現在はニコンのZ30を愛用しています。
取得資格
公益社団法人 日本山岳ガイド協会 登山ガイドステージⅢ
総合旅程管理主任者
電気通信設備工事担任者 DD第一種
得意なエリア/山
北アルプス:槍・穂高連峰、剱岳周辺、後立山連峰(白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳)
中央アルプス:木曽駒ヶ岳、宝剣岳周辺
南アルプス:甲斐駒ヶ岳、北岳、塩見岳、荒川三山、赤石岳、聖岳、光岳など
八ヶ岳全般
上越:谷川連峰
関東周辺:丹沢、奥多摩、奥秩父、前日光、妙義山周辺
中国地方:大山山系、東・中部中国山地、吉備高原
四国地方:石鎚山系、剣山周辺
主な登山歴
谷川岳では、一ノ倉沢と幽ノ沢で、衝立岩・ミヤマ直登ルートなど24ルートを登攀。
2006年から6年間の鳥取県在住時は、伯耆大山で北壁、正面、東壁など、14ルートを登攀。
その他、甲斐駒ヶ岳・Aフランケ、北岳バットレス、穂高・屏風岩、涸沢岳幕岩、丸山東壁、奥鐘山西壁、明星山P6南壁など、中部山岳の主要岩壁はひと通り登攀。
ハイキングや縦走、初・中級の沢登りや、雪山登山は多数。
海外は、ペルーアンデス・ブランカ山群・ピスコ(5752m)南西稜より登頂、アメリカ・カスケード山脈・レーニア山(4392m)ディスアポイントメント・クリーバールートより登頂(山頂部のクレーターまで)。
その一方で、ペルーアンデス・ブランカ山群・ワスカラン南峰(6768m)は高山病で、スイスアルプス・ヴァリス山群・マッターホルン(4478m)は時間切れと悪天候で、それぞれ敗退。
他にはネパールでのトレッキング、韓国でのクライミングやハイキングなど。
山小屋等の勤務経験
1990年7月~8月 北アルプス・槍ヶ岳山荘で勤務
1997年6月~10月 北アルプス・ヒュッテ大槍で勤務
2000年7月~10月 乗鞍高原・けやき山荘で勤務
著書
『IT時代の山岳遭難』山と溪谷社、2020年
『山のABC 山の安全管理術』山と溪谷社、2019年
『山岳遭難防止術』山と溪谷社(電子書籍)、2017年
『山行スタイルから考える 山のリスクマネジメント』山と溪谷社(電子書籍)、2015年
『山登りABC 山のエマージェンシー』山と溪谷社、2014年
共著書
『日帰りハイキング 関東周辺』山と溪谷社、2022年 ※17山を執筆
『関東百名山』山と溪谷社、2019年 ※100山中の24山を執筆
編著書
『山岳ドクターがアドバイス 登山のダメージ&体のトラブル解決法』山と溪谷社、2022年
監修書
『ヤマケイ登山学校 山のリスクマネジメント』山と溪谷社、2020年 ※セルフレスキューを担当
部分執筆
『ソロ登山者の知恵』山と溪谷社、2020年 ※装備、遭難対策を執筆
『ワンゲルガイドブックス09 雪山エントリーコース』山と溪谷社、2012年 ※仙丈ヶ岳を執筆
『春夏秋冬 島の山旅』東京新聞、2010年 ※隠岐の島大満寺山を執筆
雑誌掲載情報
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